古本屋で見つけたのでまよわず買いました。
変身
<裏書き>
世界初の脳移植手術を受けた平凡な男を待ちうけていた過酷な運命の悪戯!
脳移植を受けた男の自己崩壊の悲劇。
平凡な青年・成瀬純一をある日突然、不慮の事故が襲った。
そして彼の頭に世界初の脳移植手術が行われた。
それまで画家を夢見て、優しい恋人を愛していた純一は、手術後徐々に性格が変わっていくのを、自分ではどうしょうもない。
自己崩壊の恐怖に駆られた純一は自分に移植された悩の持主(ドナー)の正体を突き止める。
<感想>
前に読んだ「分身」と同じように、非現実的な手術が行われます。
そして、移植された脳が本来の自分自身の脳を蝕んでいく。
ありえないはずなのに、小説を読むにつれ現実におこりうる世界として没頭します。
非常にSFで、ある意味ホラーで、でも書かれてるのは心。
自己崩壊の恐怖の中にもすごく感動的な話しです。
これで1994年の作品∑(゚∀゚ノ)ノ
やっぱ外れがないですね~
最後の2行で
涙がでます。・゚・(ノД`)・゚・。
愛って素晴らしいですな~(#^.^#)
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