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帰省中に読書【卒業:東野圭吾】※今さらながら加賀恭一郎デビュー作を堪能 

カテゴリ:東野 圭吾

加賀恭一郎といえば
ドラマ「新参者」の阿部寛役の刑事
その加賀が大学生の頃の作品
卒業
卒業 (講談社文庫)卒業 (講談社文庫)
(1989/05/08)
東野 圭吾

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<裏書き>
卒業を控えた大学四年の秋、一人の女子大生が死んだ。
親友・相原沙都子は仲間とともに残された日記帳から真相を探っていく。
鍵のかかった下宿先での死は自殺か、他殺か。
彼女がかかえていた誰にも打ち明けられない秘密とは何だったのか。
そして、第二の事件が起こる。
刑事になる前の加賀恭一郎、初登場作。

<感想>
本作品は昭和61年の作品です。
それにしては、出来すぎ∑(゚∀゚ノ)ノ
めっちゃ人物描写も東野やし、
ストーリー展開も東野。
さすがです。
ただ、
○第一の事件の秘密が
工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工ー
ってくらい理解できない女性心理。
※デビュー作「放課後」と同じくらい
○第二の事件を解くのが複雑すぎ(;・∀・)
 完全犯罪を目指すならこれくらいの緻密さがいるんでしょうが、
 読者はそこまで突き詰めない。
 (単純に(;゚д゚)アッ….って言わせてほしい)
 かつ、ちょっと無理がある(^_^;)

でも
「卒業」という言葉がこれほどまで
美しく、かつ意味あるのは、やはり東野作品です。

茶道経験者、剣道経験者、そして女性にぜひ読んでほしい作品です☆

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テーマ : 読書 ジャンル : 小説・文学

コメント

久しぶりの読書記事ですね。

こう見えて(?)茶道経験者の私(笑)
茶道がどう事件と関連しているのか気になりますねぇ
昭和61年って…
すごく遠い昔の感じしますね。

じょびんぬさんへ

工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工ー
茶道経験者なの!?( ゚∀゚)・∵.
いやっ見た事もないのに失礼(笑)
お茶を飲んだ途端
「うっ」
と言って倒れる。
2時間ドラマによくあるパターンです(#^.^#)
昭和61年・・・
すでに魚町デビューしてました☆

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