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出張中に読書【殺人の門:東野圭吾】※おどろおどろしいタイトルですが人間ドラマです 

カテゴリ:東野 圭吾

先月、出張が多かったのでいろいろ読めました☆
こちらも古い東野作品です。
ブックオフで入手しました(^_^;)

殺人の門
殺人の門 (角川文庫)殺人の門 (角川文庫)
(2006/06)
東野 圭吾

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<裏書き>
「倉持修を殺そう」と思ったのはいつからだろう。悪魔の如きあの男のせいで、私の人生はいつも狂わされてきた。そして数多くの人間が不幸になった。あいつだけは生かしておいてはならない。でも、私には殺すことができないのだ。殺人者になるために、私に欠けているものはいったい何なのだろうか?人が人を殺すという行為は如何なることか。直木賞作家が描く、「憎悪」と「殺意」の一大叙事詩。

<感想>
おどろおどろしいタイトルですが、内容は推理小説ではありません(^_^;)
612Pにも及ぶ作品です。
でも、すごくおもしろかった(^o^)
まずこの作品、「私」こと田島和幸の言葉(告白)でストーリーが展開されます。
場面展開があまりないので、非常にわかりやすい流れになってます。
ただ、この男にイライラする作品です(^_^;)
何回も何回も騙され、
「もう気づくやろ!」
というツッコミが入りそうな生真面目な男です。
それに比べ、悪友の倉持修の見事なまでの詐欺師ぶり(笑)
彼に興味を持ちます。

作風的に「白夜行」「幻夜」と同じような展開なので
もっと話題になってもいいと思います。
俺は結構上位にランクする作品です。
でも話題にならないのは主人公のキャラでしょうか(笑)

<この本の教訓>
世のご主人方!
急に女性から甘い誘惑があっても
ふりきりましょう!
危険です!!


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テーマ : 小説 ジャンル : 小説・文学

コメント

なおきさん今週は帰省なしですか?

本から男性方への教訓が生まれるんですね~
世の中にはすごい女の人いますから
気をつけてくださいね!(笑)

騙される人って何度騙されても気付かないんですかねぇ
生真面目さが裏目にでることもありますね。

ほほほ。

本の感想と世の男性への忠告のブログやね?
身に覚えでもあるのかしらん(爆)

612pは長すぎ~。
その間 いらっとしながら読むのは労力が要りますねww
絶えられるかしらん★

じょびんぬさんへ

今週は用事で豊岡人のまま過ごしました(#^.^#)

すごい女の人ですか!?
気をつけますが、豊岡にもおられるんでしょうかね(^_^;)

何度もだまされる今回の主人公、
読んでる読者が先に気付きますよ。。。

らんらんらんさんへ

あくまで本の感想と世の男性への忠告です。
べ・・・別に身に覚えなんかないやい!!(;・∀・)

結構長編なので、片道2時間以上の出張や
片道2時間以上の帰省にピッタリです☆

逃げ場がなければ耐えられます(笑)

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